「薩長同盟」や「大政奉還」を導き、「船中八策」で近代日本のビジョンを示した幕末の英雄・坂本龍馬。
第U期展では、青年龍馬が土佐を脱藩して各地を巡り、成長していく様を中心に描きます。
文久元年(1861)九月、龍馬は土佐勤王党に加盟するも、土佐での活動に疑問を感じ、文久二年(1863)三月に脱藩しました。その後、龍馬は東奔西走し、船での移動距離は2万キロに達し、これは地球半周分に相当します。龍馬は各地の有識者と親交を結び、海綿ののような吸収力で知識や情報を自らのものにしていきました。
今回の初公開資料は、黒船で幕府に開国を迫ったペリーの書状ジョン・ロジャース提督宛(1824年7月26日付)や、武市半平太が塾頭を務めた士学館の道場主・桃井春蔵の扇面、岩崎弥太郎も読んでいた福沢諭吉著の「西洋事情」をはじめ、勝海舟の右腕だった佐藤政養が作成した新刊輿地全図(個人蔵)、河田小龍が描いた布袋図や睨海鷲之図、観音之図(個人蔵)などで龍馬の翔けた時代を描きます。また国産連発銃の傍装雷火銃(ぼうそうらいかじゅう)や新選組の近藤勇が落書きした雨戸(複製)も初公開します。
龍馬を斬った桂早之助の刀(脇差)も展示しています。
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