講演会・教室

「新選組と剣術」

講師:木村武仁 学芸課長

2020.7.19

終了

[お知らせ]
当講演会は、下記の新型コロナウイルス感染拡大防止の対策をはかった上で開催いたします。

  • 参加いただける人数は30人までとします。
  • アルコール消毒液を設置します。
  • 会場の換気を実施します。
  • お客様のお席のソーシャルディスタンスを確保します。
  • お客様にはマスクの着用をお願いいたします。

みなさまのご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
※「ご来館のお客様へのお願い」 の詳細もご確認ください。
※友の会会員様には、「維新の道・177号」で講演時間を90分でお伝えしておりましたが、60分に変更となりましたことをご了承いただきますよう、よろしくお願いいたします。

動乱期の幕末、剣術が異常に流行した。社会不安の中、実戦向きの剣術流派が次々と誕生し、その数は500にもなったというが、その多くが流派名も伝わることなく一代で消えていった。

その一方で、江戸の3つの道場は興隆を極めた。それが、鏡新明智流・桃井春蔵の「士学館」、北辰一刀流・千葉周作の「玄武館」、神道無念流・斎藤弥九郎の「練兵館」で、「位の桃井、技の千葉、力の斎藤」と評された。
また心形刀流・伊庭軍兵衛の「練武館」を加えて「四大道場」と呼ぶ場合もある。

新選組における剣術の最大勢力は天然理心流だった。
局長の近藤勇、副長の土方歳三、一番隊組長の沖田総司、六番隊組長の井上源三郎などが修めていた。
天然理心流は相打ち覚悟で敵の力が尽きるまで斬り結ぶという荒々しい剣術だったため、命知らずの志士たちも震え上がったという。
近藤勇の口癖は「一に気組。二にも気組」で、小技に頼らず精神的な強さを重視した。

他にも神道無念流や北辰一刀流を学んでいた隊士も多く、流派や隊士の愛刀を通じて「新選組と剣術」について解説します。

天然理心流 切紙
  • テーマ

    「新選組と剣術」

  • 講師

    木村武仁 学芸課長

  • 日時

    第1回 2020年7月19日(日)13:30~14:30
    第2回 2020年7月19日(日)15:30~16:30
    ※同じ内容の講演となりますので、第1回・第2回のいずれかをお申込みください。

  • 場所

    霊山歴史館講堂

  • 参加費

    一般700円、友の会会員無料(要予約)

  • 定員

    各回30人

  • お申込み

    電話、FAX、または講演会申込みフォームからお申込みください。

    霊山歴史館事務局
    電話:075-531-3773
    FAX:075-531-3774