館蔵の逸品

木砲

木砲

嘉永6年(1853)、ペリー率いる黒船が江戸湾にあらわれたため、幕府は各藩に海岸防備の強化を命じます。

しかし命令を受けた各藩は大砲が不足したため、即席で木製の大砲を作り、据えつけました。

この木砲はその時に使用された現存する唯一のものです。