館蔵の逸品

レオン・ロッシュ 外交文書

レオン・ロッシュ 外交文書

フランスから派遣された駐日全権公使レオン・ロッシュが、幕府の老中に宛て記したフランス語の書簡です。

文久3年(1863)、英仏蘭米四ヶ国と長州藩の間で「下関戦争」が勃発し、その結果、幕府は賠償金300万ドルを支払うことになりました。

この文書には、その支払いなどに関する交渉経緯が記されています。
幕末の外交の実態がわかる、たいへん貴重な資料です。