2022年 春の企画展 企画展 京都守護職就任160年記念
「会津藩主・松平容保と新選組」

今年は松平容保が京都守護職に就任して160年目に当たります。幕末、政治の中心地は江戸から京都へ移りましたが、京都では尊攘過激派が幅を利かせ、治安が悪化していました。そこで将軍後見職の一橋慶喜や政事総裁職の松平春嶽が、京都の治安維持などを目的に京都守護職を新設することを決めました。そして慶喜と春嶽が白羽の矢を立てたのが、会津藩主の松平容保でした。文久2年(1862)閏8月、容保は京都守護職に就任、同年12月に上洛しました。
翌年の文久3年(1863)、将軍の徳川家茂は孝明天皇の攘夷祈願に随行するため上洛することになりました。その時、幕府は将軍の警護にあたらせようと、234人の浪士組を京都に送り込みました。そして彼らの一部が京都に残留し、京都守護職御預かりの壬生浪士組になり、のちに新選組と名を改めました。この企画展では、禁門の変や会津戦争などの資料から松平容保や会津藩、新選組にスポットを当てます。

  • 企画展

    京都守護職就任160年記念「会津藩主・松平容保と新選組」

  • 期間

    2022年1月26日(水)~5月15日(日)

  • 休館日

    月曜日
    *但し1月31日(月)、3月21日(月・祝)、5月2日(月)は開館いたします。

  • 時間

    10:00~17:30(入館は閉館30分前まで)

  • 入館料

    大人900円、高校生・大学生500円、小中学生300円
    団体料金(20人以上)は各100円引き
    友の会会員は無料(会員証提示)

お願い
開館日等詳細は変更になる場合がありますのでご来館前に開館案内カレンダーや電話でご確認ください。電話:075-531-3773