勝海舟 生誕200年 海舟✕龍馬
勝海舟は開明派の幕臣ですが、海舟と龍馬の出会いが幕末史を変えたといっても過言ではありません。
龍馬は、通称「エヘンの手紙」【文久3年(1863)5月17日付 姉・乙女宛】に「この頃は天下一の軍学者・勝麟太郎(海舟)という大先生の門人となって、ことのほか可愛がられて、客分のようなものになりました。(中略)なおエヘンエヘン、かしこ」と書いています。
海舟の門人になって、胸を張る龍馬の様子が目に浮かぶようです。
龍馬が海舟の弟子になって得たもの、それは人脈でした。土佐の郷士で脱藩中だった龍馬が超一流の人物と会い、自由奔放な活動ができるようになったのは海舟の弟子になったおかげです。
海舟は幕府の軍艦奉行並として神戸に海軍操練所を開設しましたが、自分の私塾や操練所から反幕の志士を出したため失脚してしまいます。
これによって2人は行動を別にすることになりましたが、海舟は第二次幕長戦争の講和会議「厳島談判」や江戸城の無血開城を成功に導き、龍馬に勝るとも劣らない功績を残しました。
本企画展で、海舟や龍馬の足跡を辿ります。
勝海舟 生誕200年 海舟✕龍馬
2023年11月8日(水)~2024年1月21日(日)
月曜日
*但し12月25日(月)、1月8日(月・祝)は開館、1月9日(火)は休館致します。
*年末年始休館日12月28日(木)~1月3日(水)
10:00~17:30(入館は閉館30分前まで)
大人900円、高校生・大学生500円、小中学生300円
団体料金(20人以上)は各100円引き
友の会会員は無料(会員証提示)