「生誕190年 土方歳三と戊辰戦争」
今年は新選組副長・土方歳三の生誕から190年という節目の年にあたります。
歳三は天保6年(1835)、武蔵国多摩郡日野郷石田村(現在の東京都日野市石田)に生まれました。
土方家は「大尽(だいじん)」という屋号で呼ばれる豪農で、10人兄弟の末っ子(四男)でした。
文久3年(1863)、近藤勇らと幕府浪士組に加わって上洛し、京都に残留、壬生浪士組を結成しました。そして「八月十八日の政変」で朝廷から新選組の隊名を与えられます。
元治元年(1864)、「池田屋事件」では別動隊を率いて絶体絶命だった近藤隊を救い、反幕府派の浪士らを鎮圧しました。慶応3年(1867)には新選組の総員が幕臣に取り立てられます。
「戊辰戦争」の緒戦となる「鳥羽伏見の戦い」では、右肩を負傷していた近藤に代わって新選組を指揮しましたが敗れました。
その後、宇都宮城や松前城を落とし、箱館政権では陸軍奉行並に任命されました。
しかし箱館総攻撃で戦死しました。35歳、激動の人生でした。
「生誕190年 土方歳三と戊辰戦争」
第1期 5月14日(水)~6月29日(日)
第2期 7月1日(火)~9月15日(月・祝)
月曜日 7月22日(火)
*但し7月21日(月)、8月11日(月)9月15日(月・祝)は開館いたします。
10:00~17:30(入館は閉館30分前まで)
大人1000円、高校生・大学生600円、小中学生300円
団体料金(20人以上)は各100円引き
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