2025年冬の企画展 「武市半平太 没後160年 龍馬と武市半平太」

 土佐勤王党の盟主になった武市は、文政12年(1829)、上士待遇の郷士である白札・武市家の長男として生まれました。容姿端麗で文武両道だったため、同志から別格に扱われましたが、3歳年下の龍馬とはからかい合うなど、2人は仲が良かったそうです。
 武市は文久元年(1861)8月、江戸で土佐勤王党を結成し、「公武合体」だった土佐の藩論を「尊王攘夷」「一藩勤王」に変えることを目指しました。そして土佐で最初に土佐勤王党に加盟したのが龍馬でした。
 ところが龍馬は土佐藩に拘り過ぎる武市らの姿勢に違和感を覚えるようになり、文久2年3月に脱藩しました。
 吉田東洋の暗殺後、土佐勤王党は台頭し、最盛期を迎えますが、やがて前藩主の山内容堂が勤王党の弾圧を開始しました。
 そして武市は投獄され、慶応元年(1865)閏5月、切腹を命じられました。37歳でした。
 龍馬や武市、2人を巡る人々の展示をおこないます。

  • 企画展

    「武市半平太 没後160年 龍馬と武市半平太」

  • 期間

     11月12日(水)~1月12日(月・祝)

  • 休館日

    月曜日 *11月25日(火)、12月28日(日)~1月3日(土)は休館
    但し11月24日(月)、1月5日(月)、1月12日(月)は開館致します。

     

  • 時間

    10:00~17:30(入館は閉館30分前まで)

  • 入館料

    大人1000円、高校生・大学生600円、小中学生300円
    団体料金(20人以上)は各100円引き
    友の会会員は無料(会員証提示)