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講演会レポート「若き日の徳川慶喜」開催

2021.04.13

3月20日土曜日に、木村武仁 霊山歴史館 学芸課長による講演会「若き日の徳川慶喜」を開催しました。定員を絞り、座席間を空けるなどの新型コロナ感染拡大の防止策を講じた上で、数十名の方々に参加いただきました。

父は水戸9代藩主の徳川斉昭、母は有栖川宮織仁親王の娘で登美宮、名は吉子。七男として生まれた幼年期の慶喜、そして躾に厳しい斉昭からのスパルタ教育、さらに少年期の一日など、豊富なエピソードを紹介しました。また慶喜がなぜ一橋家の養子になったのか?などその背景にも触れる講演内容でした。
聴講された皆様はちょうど、5月16日まで開催中の展覧会、「渋沢栄一が生きた幕末 第1期渋沢栄一と徳川慶喜」の展示も見学され、充実した時間を過ごされたものと思います。協力いただいたアンケートによりますと、NHK大河ドラマ「青天を衝け」を視聴する中で、徳川慶喜に興味を持たれた方々も多く見られました。

※当講演会の動画を「友の会」会員ページに掲載しました。