霊山歴史館

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2019年10月2日~「龍馬と勝海舟をめぐる人々」見どころ紹介②

注目コーナー「錦絵に描かれた女性たち」・「幕末の工芸品」

今回の展覧会では、幕末から明治にかけて活躍した女性たちを描く錦絵も複数展示します。

木戸孝允(桂小五郎)を献身的に支え、その妻となった幾松こと木戸松子。禁門の変で劇的な最期を遂げた長州藩士・久坂玄瑞を追う恋人お辰、これは大正から昭和初期に活躍した人気の絵師・小村雪岱によるものです。また、江戸城大奥の様子や、会津戦争を勇敢に戦う娘子隊(じょうしたい)の姿など。 霊山歴史館でしか見ることのできない、幕末を懸命に生きた女性たちの姿を、ぜひご覧ください。


錦絵展示コーナー

また、新たに「幕末の工芸品」コーナーを設けています。
「会津塗の盆や碗」、「輪島塗のお重」などの漆器、また珍しい「蒔絵の手焙」や「銀製象嵌の莨入れ」など、当時の日本の工芸の技を間近でご覧ください。

「幕末の工芸品」展示コーナー

◇錦絵 木戸孝允夫人 幾松

偉人を支えた強き女性の姿

水野年方画。明治23年(1890)10月刊。幾松は京都の花街・三本木の芸妓で、木戸孝允(桂小五郎)と恋仲になり、幕府から追及される木戸を度々救いました。そんな幾松のたくましさと女性らしさを、一枚の絵の中に表現した逸品です。
錦絵「木戸孝允夫人 幾松」

◇沈金彫五段重箱

細部までこだわった輪島塗りの傑作

幕末に作られた重箱で、大名道具と考えられます。沈金彫は輪島塗りにのみ見られる技法で、この重箱も輪島塗りの職人が作ったと推測されます。模様は全て手書きで、遠近法を出すために後方の絵を細い筆で、前方を太い筆で描かれています。
沈金彫五段重箱

※「龍馬と勝海舟をめぐる人々」見どころ紹介①はこちら

なお、会期中には、ギャラリートークや講演会を予定しています。