京都養正社は明治9年(1876)、当時、内閣顧問だった木戸孝允が、のちに京都府知事となる槇村正直とともに設立した幕末・明治維新の顕彰団体です。
明治天皇からのご下賜金四千円を基金とし、幕末に活躍した志士とその子孫が京都養正社の社員(会員)となりました。
そして明治36年(1903)、京都養正社は財団法人となり、東山霊山に眠る志士の私祭や展覧会を開催しました。
平成26年(2014)、京都養正社の解散にあたり、所蔵史料49点が霊山歴史館に寄贈されました。その史料を中心に企画展を開催いたします。