今年は新選組が結成されて160年になります。
文久3年(1863)3月、14代将軍・徳川家茂が上洛することになり、幕府は事前に江戸の浪士たちを京に送り込み、治安回復と将軍警護にあたらせようとしました。その一部が京都へ残留して「京都守護職御預かり 壬生浪士組」になり、「八月十八日の政変」での働きが認められ、新選組の名が与えられました。
新選組は「池田屋事件」や「禁門の変」「ぜんざい屋事件」「三条制札事件」「油小路の変」「天満屋騒動」「鳥羽伏見の戦い」などで奮戦しましたが、その歴史を辿ります。