館の理念
「近代日本を開化せしめた維新の志士の尊い精神を学び
この国の歴史と伝統に立って
あすの日本を考えるために心をこめて若き人びとにおくる」
およそ150年前、海外からの強い圧力と国内の混乱が渦巻くなか、わずか半世紀たらずで、政治・文化・産業など広範囲にわたる改革が断行された明治維新。この大業を成し遂げ、近代日本の礎を築いた人々の多くは、10代・20代・30代の若者たちでした。
彼らは、この国のため、明日の社会のためという高い志を胸に、命をかけて勇気ある行動を起こしていきました。
当館では、その志や功績を広く世の中に発信するとともに、倒幕派や佐幕派を問わずその思想や行動を正しく伝えたいと考えています。
霊山歴史館前の石碑に刻まれた「館の理念」
(初代館長・パナソニック創業者 松下幸之助による揮毫)