飛耳長目 吉田松陰と松下村塾
吉田松陰は「飛耳(ひじ)長目(ちょうもく)」が大事だと主張しています。これは「行動を起こすには正確な情報が必要で、遠くの事をよく見聞きする耳や目で敏感に観察しなければならない」という意味で、情報社会である現代にも通じます。
意外と知られていませんが、吉田松陰が松下村塾で教育をおこなった期間はわずか2年10ヶ月で、正式に私塾として認められた期間はわずか約6ヶ月間でした。松陰は、身分を問わず来る者は入門させ、全部で92名の入門生がいました。門下生には、高杉晋作や久坂玄瑞、吉田稔麿、赤禰武人ら志士のほか、伊藤博文と山県有朋は内閣総理大臣になっています。この企画展で、吉田松陰とその門下生についての資料を展示し、その実像に迫ります。
飛耳長目 吉田松陰と松下村塾
2022年9月14日(水)~11月6日(日)
月曜日
*但し9月19日(月・祝)、10月10日(月・祝)は開館いたします。
*9月20日(火)、10月11日(火)は休館
10:00~17:30(入館は閉館30分前まで)
大人900円、高校生・大学生500円、小中学生300円
団体料金(20人以上)は各100円引き
友の会会員は無料(会員証提示)