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戊辰戦争での「錦の御旗」代用旗 霊山歴史館に寄贈

2021.12.27

戊辰戦争での「錦の御旗」代用旗 霊山歴史館に寄贈

明治維新の時、新政府軍が旧幕府軍との戊辰戦争で錦の御旗の代用として使用した「菊章旗」の紅白2枚などが、当館へ寄贈され12月23日に記者発表を行いました。寄贈された「白旗」(縦41cm、横71cm)は白地に黒の菊紋が染められ、「紅旗」(縦36cm、横62cm)は赤地に白い菊紋が縫われ、ともに絹地になります。いずれも現存数の少ない大変貴重な資料となっています。所有していたのは溝口家7代目当主・溝口保寿氏。溝口保寿氏は京都の医師で、戊辰戦争に軍医として参加しました。今回、子孫の溝口和さんが寄贈され、そのご息女で姉妹の佐生かおりさんと五十嵐暁美さん、親族の溝口孝遠さんが記者発表に参加されました。
2022年1月26日より館内にて特別展示いたします。