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2020.09.15
霊山歴史館恒例の「夏休み子ども歴史教室」を今年も開催しました。1回ごとの定員を絞り、座席間を開けるなどの新型コロナ感染拡大の防止策を講じた上で、数十名のご家族にマスク着用で参加いただきました。
8月2日は「新選組と池田屋事件」について木村武仁学芸課長が講演しました。
「池田屋事件はなぜ起こったのか?」「池田屋にはたった4人で突入」「沖田が戦闘中に倒れる」「池田屋の裏庭が激戦地になった!」「危機一髪の時に、土方隊が到着」「壬生の屯所に凱旋する」「池田屋事件の褒美金」「新選組の給料」などを解説し、参加者が熱心にノートを取る姿も見られました。また、講演の後には「“新選組”という名はいつ誰からもらったの?」「“誠”を使い始めたのはなぜ?」といった質問が会場で飛び交いました。
8月9日は「新選組と刀」について米澤亮介学芸員が講演しました。
「日本刀とは?」「日本刀の分類」「日本刀の認識」「近藤勇、土方歳三と刀」「新選組の隊士と刀」について具体的に解説するとともに、自ら道着姿で模擬刀を携え、刀の反りや、刀の差し方などを実演して見せました。(米澤学芸員は居合道四段)
子どもさんだけでなく、親御さんからも質問が出るなど、熱い講演会になりました。